究極の英単語の欠点と改良すべき点
僕の英単語力は1万2千以上だが、語彙力7千以上の単語はほとんどがアルクの究極の英単語Vol.3とVol.4で覚えた
この本の語彙の選び方はかなり良くて、lexicon(用語集)なんて実際使うのかと思っていたら、たしかSapiensだったと思うが実際に出てきた
他にもこんな単語使うのかと思っていた単語が洋本を読んでいると出てくるため、これは載っている単語は全て覚えるべきと思い、実際にもう知っている単語以外は全て覚えた
僕は究極の英単語自体はかなり好きだし、音声CDもあるのでほかの同レベルの英単語帳に比べかなり効率よく覚えることが出来るのは間違いがない
間違いがないのだが、同時に惜しい部分が多い単語帳でもある
Word Listというセンテンスがないブロックは単語が1ページに9つずつ載っており、英検のパス単と違い、見開き方式になっていないので単純に単語を覚えるためには効率が良い
さらにWord Listでは単語の色が交互に変わっているので見やすくなっている
Powe SentencesというDUO形式のブロックでは、残念ながら正直そこまでDUO形式の恩恵は感じていない
すべての単語に発音がついており、音声がCDで買えるので覚えるとっかかりが多く、さらに英文がそんなによく出来ていないので、スペースを食ってまで長い英文を作る意味があまりないのだ
申し訳程度に語源がついているが、掲載している語源の数が36とあまりにも少ない
同義語の単語で意味がどのように違うのかよく分からないため、出来ればそれぞれの意味の違いというか、特徴を載せてほしい
類義語や対義語は載せてほしい。ほとんどの日本人にとってこのレベルで学習するのは全く知らない単語なんで、出来る限り事前に分類し、目に入る機会を増やすべきだ
commandoの意味の一つがコマンドと、英語をカタカナにしただけのものがあるのだがこれは意味がよく分からない、発音が読めない人への配慮なのか?しかしcommandoはゲリラ部隊という意味が載っているからいいがbanjoの意味がバンジョーしか載っていないので、バンジョーそのものの意味を知らない僕はバンジョーを別の方法で調べる羽目になった(ネットで調べたらアメリカの黒人の民族楽器のことらしい)
単語は極めれば極めるほど意味の世界になっていくため、英単語を単純にカタカナ読みにしただけの載せ方はやめてほしい。僕の持っているのは10刷以降の物なので、版を重ねる中で初版の問題点くらいは直してほしい
色々書いたが最大の問題点は未だにvol.10くらいまで出ていないということだ。僕は1冊1万円でも買うしCDがまた別売りになっても全く構わないのでとにかく早く続編を出して欲しい、一番言いたいのはそこである