行ってみて分かった熱海の良さ
熱海に行ってきた
温泉に入りに行ったわけではないので、観光と食事だけして帰ってきた
しかし熱海は本当に立地に恵まれている
東京駅から新幹線一本、1時間かからずに行ける温泉地は他にはないので、非常に行きやすい
あまりに行きやすいのであまり温泉地に来たという感覚がないくらいだ
新幹線を使ったらではあるが、東京駅から鎌倉駅まで行くより早く着くのでいかに行きやすいかが分かる
東京から近すぎる温泉街だ
雰囲気はある程度レトロな感じだった
温泉地だがあまり和風な感じでもない
老朽化が激しい建物や、建物の残骸を撤去しきれていないのが残念なところか
東京からここまで楽にいけても、ある程度は衰退しているのは悲しかった
観光についてだが、ロープウェイは日本で一番小さいものらしいとのことで、高所恐怖症の自分でも乗れるかと思ったが、80秒ほどの乗車時間でも手に汗をかくくらい怖かった
今後は乗らないだろう
秘宝館が有名なので、ロープウェイに乗った直後に行こうと思ったが、ロープウェイで気分が悪くなったのでパスした
あいじょう岬からの景色は確かに良かった
熱海城などは入らなかった
あとは食べ物が予想以上に美味しかったのでまとめていく
どれも派手さはないが、味はかなりのものだった
熱海プリンは思った以上に美味しかった
プリンそのものが濃厚でクセもなくて美味しかったんだけど、カラメルソースは焦がした感じが強くて特徴的で、プリンにかけた時とかけない時とでプリンの味が別物になる
しかもそのどちらでも美味しいので、お得感が強い
人気になるのも納得のいく味だった
気になったのは、カラメルソース単体だとくどいくらいの味なので、余ったカラメルソースだけを飲むのはおすすめ出来ないことくらいか
イチゴなど他にも味があるようなので、また行った時は他の味も試してみたい
ラーメンとオムライスが有名な石川屋には営業時間に間に合わず、残念ながら食べられなかった、店主さんは親切な人だったので、また熱海に行った時にはぜひ食べに行きたい
駅で売っていたしらす弁当はかなり美味しかった
しらすの味が濃くて、ご飯によく合っていた
しらすはそんなに美味しいものだとは思っていなかったけど、しらすとごはんだけで十分駅弁として成り立つくらい美味しかった
干物も買ったので家で焼いてみたんだけど、これもかなり美味しかった
脂がよく乗っていて、焼くといい音とかおり、いい焼き目がついて食欲をそそった
味も濃厚でこれとごはんだけで満足するレベルだった
熱海では干物が買えるけど、観光地で買った食べ物は日常的に食べる物が少ないと思う。どうしても保存期間が短くて派手な物になるというか
でも熱海のお土産の干物は日常的に食べられるものなので、冷凍で保存して1ヶ月毎日美味しい干物を食べる事も全然出来る
しかも種類が豊富で手頃なので、毎日違う干物を食べる事も出来る
僕も買ったさばの干物が大きいので、一回に半分して食べている。それでも味が濃厚なので十分満足できる
熱海に行った思い出を話しながら、毎日食卓にお土産の干物を出せるのは観光地で買える物としてはかなり珍しいと思う
日常使いが出来る美味しい食べ物が観光地で手頃に買えるし、東京に住んでいる人は簡単に行けるので、熱海は観光地なのに日常と地続きになっている独立した温泉街にしては特殊な所だな、と思う
こうしてまとめてみると、熱海は派手さはないけど、濃厚で美味しいものが多いんだなという感想だ
東京からすぐに行ける距離なのにかなり満足できる観光だった